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お知らせ

2014.8.18

葬儀に香典を出し忘れましたにお答えしました

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恥ずかしながら、親族の葬儀が初めてで香典を出し忘れました。

喪主は故人の配偶者なので、本来親族も香典を出すものなのを後で知りましたが、葬儀前に親に確認したところはっきりと「親族だからいらない」と言われたため、調べもせず信じてしまい我ながらバカだったと思いますが、その親が今更「本当は出すものだったからこれから出す」と言い始め、もうすぐ四十九日なので、その際に御霊前と御仏前を両方持っていく、と言っています。

私は今更御霊前はおかしいので、その分を御仏前として一緒に包むべきではと思うのですが、どちらがいいでしょうか?

お答え

ラッラリアの山本です。

葬儀における不手際は、双方にとって当たり前です。

準備時間がなく、儀式葬儀も戦後作られたもの、香典をなぜ出すのか 不明な点も多いと思います。

香典を出す、出さない、葬儀に参加する、しないのも、本当は自由です。

縁あって、訃報を聞けば、参加して、香典をだすのが、常識みたいになっているのが 現代のお葬式事情です。

昨今は、核家族化により事情が替わってきました。

ですので、親御様の言われた時は家族葬のつもりだったのかもしれません。

後、香典のお断りの家族葬でも、それでも親族で、出された方がおられれば 気持ちとしては、そのようにならざるを得ないのかもしれません。

親族関係も疎遠となり、甥、姪の代をすぎると、お付き合いもなくなります。 暫くは、このような混乱は仕方ないと思われます。 親御様の責任ではありません。

御仏前・ご霊前という、名札が大事なことでは、無いように思われます。 故人の配偶者に、どのように今後お付き合いしていくのかが大事な事と思います。

その旨お伝えして形式的には、49日前なら御仏前だけで、 遺族は納得して頂けると思います。