お知らせ
2014.8.21
数珠は必要?にお答えしました。
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故人も遺族も仏教徒ではないのに、とりあえず葬儀は仏式、というのが多いと思います。
最近親族として参列した式もそうでした。
その後、法事などのためにも数珠を持っていた方がいいのだろうかと探しても見たのですが、 私自身も仏教徒でなく、そのため数珠は必要ないのではと思いいたり、結局買わないままです。
「持っていなくても失礼にはあたらない」と書かれているマナーブックもあり、 このままでいいかと自分では思っていますが、どうでしょうか?
似たようなことで、真珠のネックレスも、 葬儀で女性はこぞってつけていますが、(私以外全員つけてました) 本来、葬儀にアクセサリーはつけないもので、 真珠は「つけてもかまわない」程度といわれてますが、 いわれていることと実態はちょっとずれているように感じます。
私自身はそういう席ではアクセサリーをつける気にならないし、 やはりいらないと思っていますが、どうなんでしょうか?
質問が2つになってしまいましたが、ほぼ似た事だと思うので一緒に質問させていただきました。
数珠は必要?について
. ラッセリアの山本です。 数珠は、昔、念仏を唱える時、数を数える代わりに使われたようです。
現在では、念珠とも呼ばれ、祖師や仏陀をいれて、お守りや仏陀への念を入れる意味もあります。
真珠のネックレスも、女性用の数珠に似ているので、使用されたと思われます。
儀式葬儀において、故人、遺族に対して、弔慰を表すのに、黒服を着て行くのと同じように、 考えられたらいかがでしようか?
無宗教でも、とりあえず仏式というのは、ただ故人を偲ぶために集まったのでは、 なにもする事がないからです。
三帰(仏、法、僧に敬意)五戒(不嘘、不殺生、不盗、不淫乱、不薬酒)を死後僧により、 誓い、来世で頑張るようにする儀式が仏教の儀式葬儀だそうです。
その意味は解らずとも、聞法(お釈迦様の教えを聞く)の修行だけでも功徳を受けられるそうです。
自然と自分と故人に功徳が受けられるので、仏式が受け入れられたのだと思います。 悪しき慣習ではありません。
無宗教でも、お盆に家族が集まるなど、良い慣習は無いよりも、 あった方がいいと思います。