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お知らせ

2015.6. 5

霊柩車の価格について

今日は、事前相談でもよく聞かれる霊柩車(搬送車)について詳しくご説明します。 今後の参考にしていただければ幸いです。

霊柩車(搬送車)は基本 緑ナンバーで、陸運局からの事業者認定を受けた車両です。これは、霊柩車(搬送車)が一般貨物認定を受けるのに必要だからです。

よって、病院から自宅(安置先)までの搬送や、葬儀後火葬場まで向かう霊柩車には料金が掛かります。

ここである事例を見て下さい。

岡山県(市内の病院)から広島県(市内の自宅)に故人様を搬送した時の葬儀社からの請求金額です。走行距離は片道キロ110と想定しています。

 

A社からの請求     52000円      B社    104000円    C社    78000円 

3社の見積もり金額です、 3社とも大きく金額に変動がありますが、3社とも霊柩車の通常料金は同じなのです。

A社は岡山県の葬儀社で、片道請求のみ  B社は広島の業者で、迎えに行った走行距離を含め往復の請求金額   C社は岡山県の葬儀社で、片道は通常請求で、故人様を安置したのち、帰りの霊柩車費用の半分を請求した金額となります。

3社とも料金は同じですが、走行距離の違いや会社規定の違いで、請求金額に相違があります。

霊柩車(搬送車)はタクシーと違い、1㌔走行しただけで、13,000円前後の費用が必要ですが、  タクシーの初乗りが550円ですから、初乗りの金額の違いがあります。

このように、霊柩車(搬送車)を葬儀社の依頼する場合は、10キロの金額を教えてもらったり、およその走行距離の値段を聞いたり、片道請求なのか聞くことも大事な事になります。 

豪華な霊柩車を利用すれば、初乗りが違うのも当然ですが、基本10キロ増で、金額も増加しますが、今回のように、会社規定で、ご遺体を乗せていなくても

霊柩車の走行距離に比例して運賃を請求する会社もあります。

このような問題は事前相談で、聞いておかないと、万が一の時、慌てて葬儀社を探すと、B社のような請求になるケースもあります。

また、県外輸送になると、県内輸送に比べ、高額請求になるケースもあるので、事前に聞いておく事が最良なのは、事実です。