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お知らせ

2016.2.26

次男の嫁が葬儀の受付

次男の嫁です。結婚して複数回、直系通夜告別式がありました。

実は、必ず通夜、告別式共にひとりだけで受付をするよう言われるのです。

長男の嫁や、直系以外の親族がいても私に任せられます。

金銭を扱うので空けることも出来ず、参列出来ずお別れも言えません。

葬儀社の方からも親族と思われないくらいです。

いつも会場の外から、閉められたドアの隙間を覗きお別れしています。

さすがに一度、夫から私も参列させてやってほしいとお願いしてもらったのですが、

お金がかかると否定されました。

次男の嫁がやるのは常識なら、 もう何も言わず精一杯つとめます。

ただ、知識がないため、 もしかしたら親族と認めて下さってはいないのでは等と相当辛く感じています。

ちなみに結婚時は反対されていましたが努力し、今は関係は良好だと思いたいのですが...。

どうかお導き下さい。

 

ラッセリアの山本です。

昔の通夜とは、獣にはご馳走である死体を守るため、 明かりを絶やさず、線香、シキミで匂いを消し、

転んで、気を失っても死んだと思い、それを見守るための物でした。

葬儀、告別式は、家長の継承のお披露目です。 腐敗、腐臭していく故人は、

死について考えさせていただきます。

その善行に対し、シキタリ、慣習での葬儀に、意味も分からず、 参加することは勿体ない事です。

遺族のために生活する時間やお金を使うことが、 人助けの功徳(善行)となり故人へ回向(差し向ける)できるので、

葬儀を行います。 集まることだけで葬儀は成立しています。

それでは何もすることがないので、お寺様からの読経・説法を聞き お布施し、

焼香・お別れなどして、告別式が成立します。 意味も知らずに参列するよりも、

大事な功徳の香典を預かり 管理を任されているのは、どの親族よりも 信頼され、

みとめられているからではないでしょうか? その事の一番の理解者は、ご主人だと思います。

ご相談者でないと、安心して通夜・葬儀ができないのです。

参列やお別れに立ち会う事は、大事なことではないそうです。

故人に良き処へ生まれ変わりますよう祈り、来世の応援をするために

善行の功徳を送る生き方をするようにと、お寺様がお話しされました。