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お知らせ

2016.2.26

位牌の取り扱いについて

位牌はどのように取り扱うべきなのでしょうか?

また、いつ、どこで、どのように処分すべきなのでしょうか?

ラッセリアの山本です。

位牌とは、中国の後漢時代から 儒教の葬礼に用いられる神主

(しんしゅ。死者の官位・姓名を書く霊牌。)、 「位」牌と呼れる物が、

禅宗と共に鎌倉時代に 伝来し、仏教での戒名を授ける慣習と重なり、

今の形のようになりました。

お釈迦様は、生前ゴータマさんと呼ばれていましたので、

死後敬意をもって御呼びするため釈尊と改名したのが 戒名の始まりです。

家長制度を維持するために、又戸籍謄本の代わりに 近代まで必要でした。

仏壇の普及とともに、白木位牌を仏壇に飾り、 故人を偲ぶ風習となりました。

30回忌50回忌の節目ごとに、あるいわ 入りきれなくなると、繰り出し位牌へ、

更にそれも多くなると紙の過去帳へと移ります。 家が代々続くところでは、

菩提寺へ、その都度 処分していただくか、位牌専門業者に任せますが、

費用が掛かります 核家族で、祭祀継承者がいない時は、

最後の継承者の御棺に故人と 今までの位牌、

過去帳を納めていただくのが、 良いのではと思います。

白木位牌に代わり写真で故人を偲ぶ方も 増えてまいりました。