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お知らせ

2016.3.18

お盆と1周忌を一緒にお答えしました

8月中旬に祖母が亡くなったのですがお盆と1周忌を同時に行うことは可能でしょうか?

 

ラッセリアの山本です。

お彼岸や初盆については、北伝仏教と儒教思想が 相まって出来た日本仏教の儀式儀礼の慣習です。

お寺様からのお話しから、考えますと 一緒にしてもかまわないと思います。

法要の目的は、故人・先祖の輪廻の先の、 応援と区切りとなります。

故人、先祖が、どこに生まれ変わっても、 善行(お布施・布施行)の功徳を届けようとする行為です。

法要での、仏陀、仏法、僧へのお布施は、 無料無数倍の功徳が得られるとして 満中陰、1周忌、3回忌、7回忌....と続けられます。

ご先祖が、生前の善行・悪行の自業自得により、 3悪道と言われる、餓鬼、畜生、地獄に輪廻したとき、

1日でも早く生まれ変わりの助けになるように、 この様な慣習が出来たのだそうです

お彼岸・お盆や年期法要で、家族・親族が集まり 先祖、故人を思い出し法要することは悪いことではありません

又、このような慣習が決められていれば、 ご自身がそのような境遇になったとき、 忘れず法要してもらえば助かります。

地獄の50日は、人間の1日に相当すると、 お寺様からきいたお話しです。