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お知らせ

2016.12. 1

生前購入したお墓の住職がお金の話しかしてこなくて、すぐ辞めたいのですが、ついてお答えしました。(教えて葬儀レビ)

先日父が亡くなり、生前購入したお墓の住職がお金の話しかしてこなくて、

もー我慢の限界で、すぐ辞めたいのですが、どうして良いか分かりません。

そのお墓には誰も入っておらず、納骨もまだしていません。

あと、変な話このままお墓を放置したらどうなりますか?

 

ラッセリアの山本です。

江戸時代から殿様商売をしているお寺では、 僧侶も意識が変わっていないので

このようなことになるようです

お寺を替へたり、やめる事は出来ます

以下は、私の菩提寺様からの時報より 抜粋記載させていただいています

一応正式な手続きがあります 寺壇関係はもはや義務ではないので 

江戸時代のような 奉行所に申し立てるような事はありませんが 

それでも現代でも役所は寺や檀家の状況を知っておきたいので

寺の檀家のやめ方や新たな入団の仕方を 法律に定めています

もちろん信教の自由が保障されているので寺関係の法律も

檀家にとって寺をやめる権利も保障されています

そして寺は檀家が寺をやめるときに縛りをかけない義務があります

しかも 一見さんには関わりがありません

寺に正式に檀家(門徒)として会費などを納めている人だけの話です

まず 手続きとしては 檀家(門徒)をやめると、はがきや封書で [この度○○

寺の檀家(門徒)をやめることにしました  ○

年○月○日名前○○○○] とすれば、檀家(門徒)の解消が成立します

お寺によっては[檀家(門徒)をやめるなら○○

 万円払え] などと要求されることがありますが 支払う必要はありません 

法律上なにもないですし  寺は縛りをかけない義務があります

元の壇那寺の所有しているお墓や納骨堂や預けている位牌は

常識の範囲で撤去します

預けている位牌の返却は預け代として、最後のお布施をして 返してもらいます

法外な言い値に従わなくてよいです それを言われたときは、

無料法律相談や消費者相談に 常識てきな額を問い合わせましょう

お墓は使用規定があればそれに従います

檀家(門徒)外でも使用できるのでしたらそのまま継続します

檀家(門徒)に限られているときは 納骨堂はできるだけ早めに 

お墓は1年をめどに引き上げます

お骨は、自宅にあっても 何の法律違反となりませんので

仏壇や床の間など少し高い処に安置します

納骨堂は権利を返すだけですが、 お墓は更地にする必要があります

お墓の仕様が、どのようになっているのか わかりませんが

永代使用料を支払っているので、放置しても構いません

しかし永代に墓地管理費は発生するかもしれません

また、管理費のいらない公営墓地なら 新たに墓石から作り直すより

移動のほうが経済的とおもいます

納骨されていないので、元壇寺に拝んでもらう必要もなく

お寺も次の希望者に売却できます 但し 支払い済の永代使用料は戻りません

元壇寺からの高額な要求や文句は無視してかまいません

判例では、寺は負けています

これからの、満中陰や法要は、一見でも構わないお寺様を 探してみましょう

ないときやちゃんとしたい時は、檀家になる前に 檀家規約をよく調べ、

もし離壇してもよいようにしておきます

満中陰や法要をしなければならない法律はありません

宗教活動は自由なのです 祟りの問題など考えがちですが

このようにした 元壇寺にこそ祟ってほしいものです

故人や先祖を生前通り供養敬う子孫に祟りなどありえません

毎日親族が幸せになるよう頑張った功徳も回向できますが

自信がなければ、お寺へお布施をしようかと思う位で考えてください

以上菩提寺様からの教えです